今回は住んでいる地域って大切だなと痛感したエピソードをお話しします
今、小学3年生の次女は算数で2桁×2桁の掛け算を習っています。
うちの次女は九九はできていますがどの数をかけたものをどこに書くのかわかっていなかったり、足すところをかけていたり、結構めちゃくちゃでした。
算数の宿題で何度か同じタイプの問題は出ていたので、5、6時間はこの単元を学習しているはずです
規則を覚えて、筆算書いて、計算して解く。それだけです。まだ文章問題も出ていないので総合的な思考もなし。桁数を増やすわけでもなく、基本的な筆算をしているだけでしたがいるだけでしたが身についていない様でした
そんな折、小学生の次女もインフルエンザにかかったので1週間弱、学校を休んでいました
連絡帳は親が取りに行くことになり、先生も時間があったので最近の授業の様子につてお話ししていただきました
九九を覚えられていない子が何人もいるんです
と言われたのです
・・・
1桁の掛け算もできていなければ2桁の掛け算はできません。
九九の表を見ながら問題を解いている子が1、2人ではなく何人もいる事
1時間に2桁×2桁の計算を6問しか解けなかった事
を教えていただきました。
算数が苦手な子もいるので全員が完璧に九九を覚えてるというのは無理かと思いますが、何人もというのは異常だと思います。そして、理解が追いつかない子が多いとそちらに合わせないといけなくなるので授業も進まないのです
親戚の子も、我が家と同じ様な事態に陥っており、授業が進まないので学習塾に通うことが必須になっている様です
我が家は利便性が高めではありますが、住宅費は近隣の市町村と比べると利便性の割には安いほうです。
治安はあまり良くありません
小学校も勉強を放棄している子、中学校でも学校に行かないで街をふらふらしている子がたくさんいます
その子たちの価値観を否定するつもりはありませんが、無断で学校に来ない子がいると、必然的に先生の労力と時間はそちらに割かれる、授業も理解が追いつかず、同じ話ばかりになる、勉強が面白くなくなるといった負のスパイラルに陥りやすくなります
そして、純粋な子供ほど、周りの環境に影響されやすいので、勉強しようというモチベーションが下がってしまう恐れがあります
私たちの時間も、子供の時間も有限であり、戻ることはできません
そして、小学校で拘束されている時間は子供の過ごしている時間からすると多くの時間を占めることは確かです。
長い時間過ごす学校の空間は空気のように自然にその子の価値観に影響を与える事でしょう
以上のことから、環境の整ったところに住むことは教育上大切なことだと今になって気づきました
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